レズビアンで恋人募集を始めたけど、本当に恋人が欲しい?寂しさと恋愛感情の違い
金曜の夜。仕事から帰って夕食を済ませたあと、特にすることもなく家で過ごしている。SNSを開くと楽しそうに食事をしている女性カップルの写真が流れてきて、ふと「私も恋人が欲しいな」と思う。
そのままレズビアンの恋人募集を見てみたものの、翌日の昼には昨日ほど相手を探したい気持ちがない。誰かとやり取りを始めるより、今日は一人でゆっくりしたい。
そんなときに少し考えてみたいのが、「恋人が欲しい」と「今、一人なのが寂しい」は同じなのかということです。
誰かにそばにいてほしいのか。 似ているようで、この二つは少し違います。
一日ほとんど誰とも話さなかった夜
今日あったことを誰かに話したいだけなのに、それを「恋人が欲しい」という気持ちとして受け取ることがあります。もし相手が友達でも十分に満たされそうなら、今欲しいのは恋愛より会話かもしれません。
休日を一人で過ごしているとき
食事や買い物へ一緒に行く人がいたら楽しそうだと思うことがあります。ただ、それが必ず恋人でなければいけないとは限りません。気軽に誘える友達が増えることで満たされることもあります。
女性カップルを見て羨ましくなったとき
誰かが幸せそうに見えると、自分にも同じものが必要な気がしてくることがあります。けれど「羨ましい」と「自分も今すぐ恋愛したい」は別の気持ちです。
「寂しいから恋人を探す」は悪いこと?
寂しさがきっかけで恋人を探し始めても、それ自体は何もおかしくありません。誰かとつながりたいと思ったことから出会いが始まり、話しているうちに本当に好きになることもあります。
気をつけたいのは、寂しさを感じた瞬間に知り合った相手を「この人がいれば全部満たされる」と考えてしまうことです。優しく話を聞いてもらえたり毎晩連絡が来たりすると相手が急に特別に見えることがありますが、寂しさが和らいだことと、その女性自身を好きになったことは同じとは限りません。
数日経って気持ちが落ち着いたあとも話したいと思えるのか、暇な日だけではなく忙しいときでも会いたいと思えるのか。少し時間を置いたから分かる気持ちもあります。
今の自分に聞いてみたい5つのこと
恋人が欲しいか考えるとき、楽しいデートだけを想像すると答えは「欲しい」になりやすいものです。でも恋愛には何も起きない平日もありますし、お互いに疲れている日もあります。
そういう時間まで含めても「誰かと関係を作っていきたい」と思えるなら、今は恋愛をしたい気持ちが強いのかもしれません。
「自分のことを分かってくれる人と話したかっただけ」
ということもあります。
恋人ではなく、レズビアンの友達が欲しかったのかもしれない
普段から女友達はいるけれど、自分のセクシュアリティについては話していない。そんな環境では恋愛の話をしたくても肝心なところを伏せることになり、何となく一人で抱えているように感じることがあります。
同じように女性を好きになる友達がいれば、恋愛相談だけではなく日常のちょっとした話も気兼ねなくできるかもしれません。「恋人がいないから寂しい」と思っていたものが、実は「自分のことをそのまま話せる相手が少ない」という寂しさだったと気づく人もいるでしょう。
もちろん同じレズビアンだから必ず友達になれるわけではありません。それでも恋人だけを人とのつながりの答えにしないことで、自分が欲しかった関係が見つかることもあります。
レズビアンの恋人募集を始めたのに、思ったほど気持ちが乗らない。そんなときに「せっかく探し始めたんだから誰かと付き合わないと」と考える必要はありません。
その日はただ誰かと話したかったのかもしれないし、恋人ではなく同じセクシュアリティの友達が欲しかったのかもしれません。反対に何日経っても女性と恋愛したい気持ちが残り、誰かと知り合うことを楽しみに思えるなら、それも今の自分の答えでしょう。
恋人が欲しいかどうかを完璧に決めてから募集を始める必要もありません。実際に探してみたからこそ「自分が欲しかったのはこういう関係だった」と分かることもあります。
恋人を探すのも、一度やめて自分の時間を過ごすのもどちらでもいい。大切なのは「恋人がいる自分」になることではなく、自分が一緒にいたいと思える人と無理のない関係を作っていくことではないでしょうか。